借地権の相続となると、やはり多くなってしまうのが地主とのトラブルです。もともと借地権というのは地主がいて、その地主から土地を借りる時の権利を獲得しているという状態となっています。そのため、地主が「相続させたくない」と思った場合は、拒否されることもあるのです。ただ、一方的に拒否されたところで、借地権を持っている方にとっては困った事態になることも多いかもしれません。借地で農業や店をやったりする人もいれば、会社や工場をやっているという方もいるでしょう。そういう借地権に関しては、地主とトラブルになることによって解消されてしまうこともあります。
それらの規定についても借地借家法で決めているので、そこも理解しておくことが必要となるでしょう。特に相続の場合、家族や親戚などに相続する場合は問題ないのですが、遺贈する場合などは地主も警戒することが多かったりします。それらの点もしっかり理解して話を進めていくことが必要となるでしょう。場合によっては交渉なども必要となってくるので、地主とはしっかり関係を築いていくことも必要となるのです。関係が悪いという場合はトラブルも頻発することがあるので、じっくりと話し合いを進めてみてください。また、こうしたトラブルを第三者に相談する方法もあります。相続した借地権に関する相談のできる業者もありますので、費用は多少発生してしまうかもしれせんが、地主との関係が悪化する前にプロの意見を聞いてみることもおすすめです。
●関連サイト・・・借地権に関する相談「ピタットハウス」